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メルトスティックラバー工法(特許)

 この工法は、針状のソリッドゴムをメルト樹脂に固着させ、内部空間を有するゴム構造体をつくる技術です。
ソリッドゴムの軟らかさの限界やスポンジにおける物性の弱さ、反発力の限界、及び耐久性の問題を解決した機能製品を
開発することができます。

 

メルトスティックラバー工法の特徴

1.ソリッドゴムの硬度や針状の高さや太さを調節することにより、種々の反発性を実現します。
また、緩衝材としての衝撃吸収機能も期待できます。
2.繰り返し物が当たっても表皮破壊が少なく耐久性に優れます。
※ソリッドゴムの弾力性を活かして製品開発する場合、量産に容易な硬度は40度~90度の範囲です。

これ以上の軟らかさを求める場合、スポンジ(発泡材)に頼らざるを得ないのが現状です。
しかし、スポンジ(発泡)は、表皮層の耐久性に乏しく長期間の使用で表皮破壊が発生します。
また、反発力を要求される場合、発泡によるゴム物性低下により限度があります。

 

用途

1.自動車、バイク、ボート、鉄道車両等の衝撃吸収部品・防振部品
2.産業用機械、建設機械、農業機械、土木機械等の動力部の防振部品
3.住宅関連、施設家具の衝撃吸収部品・消音部品・防振部品
4.土木関連の衝撃吸収部品・免震部品
5.家電機器、OA機器の衝撃吸収部品・防振部品

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