およそ500年前、コロンブスが2回目のアメリカ渡航時に、 ハイチ島の民が持つ野生のゴムボールを知った時から 始まりました。やがて、ゴムはRUBBER(擦るもの)の名の 通り消しゴムとなり、アメリカのC・グッドイヤーの製法 改革などを通して品質が向上。20世紀に入ると、自動車 工業が発展し、イギリス・ダンロップの空気入りタイヤの 発明などに伴い、ゴムの需要は飛躍的に伸び、人々の必需 品になっていきます。そして戦争の時代へ。物資の欠乏 から、ゴムを人工的に作ることが考えられ、やがて合成 ゴムとして発展してきました。 ゴムは自然の恵み。すべては植物から始まった自然の知恵の産物といえます。
人類は、昔から身のまわりのいろいろな天然樹脂と関わりを持ってきました。例えば、 松ヤニ・コハク・漆などは、樹液からできた天然樹脂です。1872年、ドイツのバイヤーが、 コークスを作る時にできる副生品を合成して、ヤニ状の樹脂(フェノール)ができることを 発見しました。これが、合成樹脂の歴史の始まりです。1910年にはベークランドが開発した 合成樹脂が工業化され、ベークラントの商品名で発売されてから、プラスチックとして 日常品などいろいろなものに形を変えて発展してきました。このように、プラスチックの ルーツは、ゴムと同じく自然の中から形成されました。
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